愉快なケミストーリー

東京都足立区キリスト教の教会Sail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)の化学者Sによるブログ(ケミストーリー)です。

あと5 mmずれてたらヤバかった

突然ですが皆さま、

「ハインリッヒの1 : 29 : 300」

って聞いたことありますか?

 

事故に関する有名な法則です;

重大な事故1個の裏には

29個のハッとする小さな事例

300のヒヤリとしたもっと小さな事例がある

というやつです。

 

私の場合、研究も含めて日常生活の中で

ヒヤリとハットは結構ありました。

その分、重大事故もまぁまぁありました。。

 

例えば以前、スキューバダイビング中に酸素切れになって

死にかけたという出来事をお伝えしたかと思います(こちら)。

 

しかし、それよりももっと前の小学生の頃、

今でも覚えている重大事故がありました。

 

ちょっとずれていたらダイビングなんてできていなかったでしょう。

そんな、、、、な話ですが、

今日思い出してしまったので、皆さんにも共有させてください。

ハッピーエンドですので、心配ご無用!

  

*****

 

小学校の彫刻の授業後のことです。

私から割と近くの席に居たある友人が、

切り出し刀という最も鋭い彫刻刀を持っていました。

 

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(これの一番左のやつ)

 

次の瞬間、

何があったのか分かりませんが、

その切り出し刀が、私の方に飛んできました!

 

気が付いたら、

私の左手首にそれが刺さっていた!!

 

そこら辺が血まみれでした

ティッシュペーパーで止血しながら

とりあえず保健室へ。

廊下にも血が。。。

 

今でも覚えていますが、

保健室の先生から

「あと5 mmずれていたら天井まで血が飛んでたかもよ~

と言われました。

 

さらっと言ったけどまじか!!!

 

刺さった位置は動脈のすぐ近くでした。

幸いそこから少しずれた位置だったので、

少し安静にして止血できました。

 

危機百髪や!!!!

(※髪の毛1本の幅=0.05 mm)

 

まぁ天井まではオーバーかもしれませんが、

本当に動脈の近くなので、

しずれていたらヤバかったと思います。。

そもそも、頭とかに飛んでたらアウトですよね。。。

今でも思い出すとゾクゾク。。。

 

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傷跡が残っている(もはや痛くもかゆくもない)

 

大惨事にならなくて本当に感謝。。。

今も健康に生きております!!

(ささくれとかはあるけど)

 

さて、こんなホラーな話がしたかったのではなくて、

今を生きられることに感謝だなーということを

言いたかっただけなのです笑

 

ちなみに彫刻刀を持っていたその子は、中学に入っても仲良かったですよ。

私がケガをして松葉杖だった時に、

その子の家と真逆の方向のわが家までカバンを

運んでくれるようなええ子です。

 

めでたしめでたし。

 

こうしてブログを書くことのできる日常も

当たり前ではないのだなーとつくづく感謝。

 

今日はこの辺にて。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

ケミストS